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「水の音原風景」韓国プロジェクト

パンフレット〔表紙〕拡大表示
パンフレット〔表紙〕
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パンフレット〔内側1〕
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パンフレット〔内側2〕

「水の音原風景」韓国プロジェクトでは、韓国の川や海、そして、水をテーマに「音」という視点から川と私たちの命や文化とのつながり、森と川と海とのつながりを実感いただき、国境を超えた水のつながりの大切さを実感いただだけるよう、文化と環境をテーマとしたコンサート及びアートコラボレーションを実施しました。

日本の伝統文化はシルクロードや中国、朝鮮半島から日本海を通じて伝来してきたと言われています。

韓国での実施では、日本の自然に育まれた伝統楽器により「水」や「森」の姿を描き、日本と韓国が共に大切にしなければいけない自然環境や伝統文化について感じていただくための文化芸術交流を行ないました。

2005年は世界的に注目されているソウル市の清渓川復元事業の完成年にもあたり、地球規模の水のつながりを感じていただけることを目標に実施いたしました。

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実施概要

期間
2005年3月29日〜4月2日
会場
在韓国日本国大使館広報文化院ニューセンチュリーホールとギャラリー(ソウル市)
内容
1)伝統楽器によるオリジナルコンサートとワークショップ
尺八、筝、鼓の伝統楽器により、地球規模の水のつながりをテーマとした「水の音原風景」オリジナル楽曲のコンサートと日本の伝統楽器を体験いただくワークショップを実施。
2)アートコラボレーションと展示
地球環境をテーマとしたアーティストにより、一部はコンサートの舞台美術の演出によるコラボレーションを行い、一部は実施会場で展示。
日本の環境アーティストと韓国の環境アーティストの参加により日韓の環境をテーマとした交流。
参加演奏家及びアーティスト
助成
日韓友情年2005記念事業について
★本プロジェクトは日韓友情年2005記念事業に認定されました。日韓友情年2005について、詳しくはこちらをご覧下さい。
財団法人日韓文化交流基金
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実施スケジュール

1.環境アート展(展示ギャラリー)
:2005年3月29日(火)午後〜3月31日(木)

環境アーティスト・三木祥子さんの作品と、東明美さんの藁筆や藁のアートを展示。

三木 祥子(Shoko MIKI)

地球環境をテーマに作家活動を行う。その作品のコンセプトは“EARTH - 地球の真ん中にすでに『ART』がありました!”(There is "ART " on the middle of the planet!)

今回の作品タイトルは「eARTh #75〜#100」(25点の作品)で、「水の音原風景」プロジェクトのテーマに沿って「水の波紋」を絹と麻の布に描いたもの。

三木祥子、水のアート展示準備
水のアート展示準備
三木祥子の水のアート展
三木祥子の水のアート展
三木祥子作品1
三木祥子作品1
三木祥子作品2
三木祥子作品2

東 明美(Akemi Azuma)

稲藁を束ねたわら筆を中心とする作品。御飾りなど日本の伝統的なお正月飾りを現代アートとして再現したものも同時に展示。わら筆の中には「わら筆空芯(くうしん)」という名前の作品があり、指をわらの中に差し込み、筆を持つことができない方にも筆で書くことができるものもあります。

東明美、藁のアート展示準備
藁のアート展示準備
東明美、藁筆と藁のアート その1
藁筆と藁のアート その1
東明美、藁筆と藁のアート その2
藁筆と藁のアート その2
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2.ワークショップ(展示ギャラリー) :2005年3月30日(水)午後2時〜3時

尺八、箏、鼓(小鼓、大鼓)の楽器解説、および日本の自然から生まれた楽器の体験。

藁筆づくりの体験や韓国・国民大学校造形大学・視覚デザイン学科教授Hoseob Yoon氏の環境アート体験なども同時に実施。

ワークショップ、和楽器体験1
和楽器体験1
ワークショップ、和楽器体験2
和楽器体験2
ワークショップ、和楽器体験3
和楽器体験3
ワークショップ、和楽器体験4
和楽器体験4
ワークショップ、和楽器体験5
和楽器体験5
ワークショップ、藁筆づくり1
藁筆づくり1
ワークショップ、藁筆づくり2
藁筆づくり2
ワークショップ、環境アート1
環境アート1
ワークショップ、環境アート2
環境アート2
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3.「水の音原風景」コンサート(ホール) :2005年3月31日(木)午後6時30分〜7時30分

自然をテーマとした日本の伝統楽曲から、「水の音原風景」のオリジナル楽曲を尺八、箏、鼓(小鼓、大鼓)によって演奏。コンサートの前半では楽器の解説なども行ないました。

演奏曲は、日本の伝統楽曲として「鹿の遠音」、「春の海」。「水の音原風景」のオリジナル楽曲は、「濤声(とうせい)」、「月下流水(げっかりゅうすい)」、「飛沫(ひまつ)」で、地球の水や自然を描いたものを演奏しました。

「水の音原風景」コンサート演奏風景1
コンサート演奏風景1
「水の音原風景」コンサート演奏風景2
コンサート演奏風景2
「水の音原風景」コンサート演奏風景3
コンサート演奏風景3
「水の音原風景」コンサート演奏風景4
コンサート演奏風景4

舞台美術は環境アーティスト・三木祥子の紙の灯り作品と、Hoseob Yoon氏と平野雄介氏のアイデアにより東明美の藁筆を天井から雨のように降り注がせました。

藁筆は前日のワークショップで作っていただいた作品も使わせていただき、ワークショップ参加者がコンサートに舞台美術として参加するというコラボレーションを行いました。

舞台を飾った藁筆1
舞台を飾った藁筆1
舞台を飾った藁筆2
舞台を飾った藁筆2
ワークショップ参加者の藁筆も舞台を飾った
ワークショップ参加者の藁筆も舞台を飾った
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