ナビゲーター:田辺洌山氏による尺八の解説からスタート
ゲストの中村明一氏と、知地正和作「竹の灯り」アートとのコラボレーション。「竹の灯り」は、皮を剥いた繊維だけの竹が赤い光を放ち、ほのかな竹の香が漂う
アーティスト・知地正和氏(右側)
- 日時
- 1999年5月27日
- 会場
- 銀座かねまつホール
- ナビゲーター
- 田辺 洌山(尺八)
- ゲスト奏者
- 中村 明一(尺八)
- コラボレイティブ・アーティスト
- 知地 正和(竹のアート)
- 演奏曲目
- 「本手調子」〔京都明暗流本曲〕
- 「鶴の巣籠」〔松巌軒伝、及び都山流本曲〕
- 「鹿の遠音」
- 「詩曲二番」〔松村禎三作曲〕
- 「薩慈」
- 「アキ〜二つの尺八のための」〔広瀬量平作曲〕
- 内容
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ゲストに尺八演奏家・作曲家・そしてプロデューサーとしても著名な中村明一氏を迎え、尺八という楽器・音楽にアプローチする。
一本の竹を掘り起こし作られる楽器―尺八。その音色は、竹林を吹き抜ける風の音を良しとされている。虚無僧と尺八、尺八の音色の特長など、実演を交えながらその尺八の根源に迫る。
アーティストの知地正和氏による「竹の灯り」とのコラボレーションなど “響き合う竹”をキーワードとした音空間の実験が注目された。