桜井智永による筝の楽器解説
恒例の楽器の値段当て。筝の値段は?
三木祥子による筝の廃材(桐)アートが舞台を彩る
映像アート(山下欽也)とのコラボレーション
環境や自然をテーマにしたアーティスト・三木祥子(写真右)
映像アーティスト・山下欽也
- 日時
- 1999年9月7日
- 会場
- 銀座かねまつホール
- ナビゲーター
- 田辺 洌山(尺八)
- ゲスト奏者
- 桜井 智永(筝)
- コラボレイティブ・アーティスト
- 三木 祥子(桐のアート)
- 山下 欽也(映像アート)
- 演奏曲目
- 「六段の調」〔八橋検校作曲〕
- 「五十鈴川」〔宮城道雄作曲〕
- 「春の海」〔宮城道雄作曲〕
- 「鈴虫」〔宮城道雄作曲〕
- 「月下流水」〔横谷基作曲〕
- 「水琴窟の庭」〔横谷基作曲〕
- 「みずぎわ」1.映ろひ 2.流れ〔大久保みどり作曲〕
- 内容
-
日本の豊かな森から生まれた日本の伝統楽器。桐の木をくりぬいて作られる筝は、その内側に「綾杉」と呼ばれる細かな模様が刻まれ、繊細な音色を生み出している。その自然な素材から生まれる雅びな音色は、様々な自然の姿を映し出している。
ゲストに日本音楽集団などで活躍中の桜井智永を迎え、「筝」という楽器、音楽にアプローチした。野外コンサートプロジェクトとして展開している「水の音原風景」のオリジナル曲の演奏や、筝を作るときに出る桐の廃材を使ったアート(三木祥子)や映像アーティスト(山下欽也)とのコラボレーションなどの音空間の実験を通じ、自然と日本の音に迫った。作曲家・大久保みどりの新作「みずぎわ」の初演やコシノジュンコ・デザインによる「水の音原風景」オリジナル衣装も登場。