豊家は1000年来、笙を家業とする京都方の楽家。4歳の頃からピアノを始める。家業である雅楽には全くと言っていいほど興味がなかったが、高校生の時初めて演奏会に足を運び、その美しく力強い音に惹かれてこの道へ入ることを決めた。
兄・剛秋に笙の手ほどきを受け、豊英秋氏に師事。東京藝術大学雅楽専攻卒業。笙を石川高、左舞・合奏を芝祐靖氏に師事。現在、東京雅楽会会員。