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田中 悠美子(Yumiko TANAKA):太棹三味線

プロフィール

東京芸術大学音楽学部楽理科、同大学院で音楽学を学ぶ。在学中、日本の古典芸能「文楽」に出会い、義太夫三味線(太棹)の音色に惹かれて人間国宝の故・野澤錦糸に入門。語りを女流の竹本駒之助に習う。

古典の分野では鶴澤悠美の名を持ち、田中悠美子としては、現代音楽、エスノポップス、アヴァンギャルドジャズなどのフィールドに参入。アンダーグラウンドシーンにおけるユニット活動や様々なアーティストとの共演、現代音楽の新作初演、オーケストラや室内楽との共演、オペラ、ミュージカル、演劇、舞踊の音楽への参加など多彩な活動の中で、三味線と日本の声の可能性をみつめている。アジア、中近東、ヨーロッパ、アメリカ、オセアニアなど、海外での演奏も数多く経験。

1990年度芸術選奨文部大臣新人賞受賞。現在、兵庫県教育大学芸術系講師。

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